IoTE Expo Shenzhen 2025 出展・講演報告

802.11ah推進協議会 運営委員 竹本 正志



 2025年8月27日〜29日の3日間、中国・深圳世界展示コンベンションセンターで開催された「IOTE Expo Shenzhen 2025」に、Wi-Fi Alliance(WFA)の招待を受け、AHPCとしてブースを出展しました。

小林会長@AHPCブース


 IoTEは、中国国内最大規模のIoT関連展示会として知られており、2024年には約810社の出展者と延べ92,356名の来場者を記録。今年はさらに規模を拡大し、1,000社を超える企業が最新技術を披露しました。会場では、Matter関連ソリューションや電子ペーパー応用技術、AIやエッジ/クラウドプラットフォーム、スマートホーム、産業IoT、小売システムなど、IoTの最前線を示す多彩な展示が目立ち、世界各国の関係者との交流も活発に行われていました。

Wi-Fiアライアンス(WFA)ブース

Morse Micro社とAzureWare社もWFAの一画に出展

今回の出展は、AHPCのビジョンと、最新事例を中国および海外からの来場者に直接紹介する貴重な機会となりました。

28日の午後はWi-Fi-HaLow特集

 また、28日の午後にはWFA主催の特設講演スペースにて、小林会長が「Wi-Fi HaLowが切り拓く未来」をテーマに講演を実施。IoT時代のネットワークインフラに求められる要件や、HaLowの持つ長距離・低消費電力の特性がもたらす新たなビジネス展開の可能性について、多くの参加者に向けて熱く語りました。

小林会長の講演の様子

会場は立ち見が出るほど盛況でした

 今回の参加を通じて、急速に発展を続ける中国市場やグローバルなIoTエコシステムにおける最新トレンドを直接体感でき、今後の事業展開や技術開発へのヒントを得る非常に有意義な機会となりました。

以上